
今度は水芭蕉の撮影に行って来ました!
水芭蕉はサトイモ科の多年草で、湿地に自生。
白い花びらのようなものは仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる葉の変形したもので、中央にある円柱状の部分が小さな花が多数集まった花序(かじょ)。
葉などの汁にはシュウ酸カルシウムが含まれ、肌に付くとかゆみや水ぶくれを起こすことがあります。
根茎はかつて腎臓病や便秘などの民間薬として利用されたこともあるそうですが、薬効についての根拠はなく逆にアルカロイドが含まれているため、服用すると吐き気や脈拍の低下、ひどい時には呼吸困難や心臓麻痺を引き起こす危険があるので利用は禁物。
ツキノワグマはミズバショウの葉や花を食用とする場合があるそうですが、これは冬眠後などに体内の老廃物等を排出するための嘔吐剤・下剤として食べるため。タンポポを食べる熊をよくみますが、これも同じ理由ですね。

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