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12月28日のオーロラ情報

ここでは、「12月28日のオーロラ情報」 に関する記事を紹介しています。
天気 ;所々曇り(8-9pm)ー曇り(10pm)ー晴れ(11:30pm-5am)
日の出;10:08am      日の入; 15:10pm
月の出;11:59am     月の入;(12/29)4:05am
最高気温;-11℃ 最低気温;-16℃
オーロラレベル;3  満足度;○

8時頃は所々雲があるのみで星が見えていましたが10時くらいになるとどんよりと曇ってしまいました.11時くらいから南の空から徐々に晴れ始めその後すっきりと晴れ渡りました.
オーロラも雲が途切れると同時に北の空に現れ12時になると目で見てはっきりとオーロラだとわかる程にまで強く光り,写真に撮ると緑色のオーロラの上がほのかに赤く色づいているのがわかりました.

太陽風はさらに速度を下げ320km/秒にまでになりました.
931、932黒点群は活動度が弱くどうやら消えてしまったようで現在無黒点です.
前周期に磁気嵐を発生させたコロナルホールが太陽面の東10度付近に見えておりそろそろ太陽の中心に達しますので,この影響が地球に来るのが楽しみです.

ちなみにコロナルホールとは太陽の磁場が外側へ向かって開いて惑星間空間に広がっている場所なので、プラズマは閉じ込められずここから速度の高い太陽風が太陽系へ向かって吹き出しています.
この為太陽の中心にコロナルホールが近づくと地球方向に高速の太陽風を吹き付けるので、地球の磁気圏に大量のプラズマ粒子が流れ込み、強いオーロラ活動を引き起こすのです.
太陽の中心にコロナルホールが来てからその影響が地球に達するまで約3日.ですので1月1日か2日あたり位からいいオーロラが現れるかも知れません.

このコロナルホールと言うのが太陽面にいくつかあるのか,また出たり消えたりしているのかわかりません.勉強不足ですみません.

またちなみに、太陽も自転しているので、コロナルホールが西の端に消えてもまた何日かすると再び東の端からやってきます.そのとき前回と同じ大きさであるとは限らないようです.
もう一つちなみに太陽の自転の速度は赤道付近は27.0日、両極は30日と速度は違っており、太陽表面が流体である証拠の一つだそうです。

なので、黒点も同様にだいたい27日くらいすると再び東の端にやってきます.
前回大きなフレアーを連発していた930黒点群ですが、東の端で巨大フレアーを起こしたのが12月5日でしたので,1月1日あたりには再び東の端にやって来るのではないでしょうか.
太陽の裏側に行っている間にこの黒点群が衰退していなければ前回の様な巨大フレアーを連発してくれるでしょう.

と,言う訳で1月1日2日以降が非常に楽しみです.
天気がよければの話ですけどね.

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