オーロラ写真家・内野志織の撮影日記

かたくり カタクリの花 カタクリの花
カタクリの花が咲き始めた!
どこもかしこもカタクリで一杯

カタクリは発芽1年目は細い糸状の葉だけをつけ、2年目から7~8年程度までは楕円形の一枚の葉だけで過ごし、茎が大きくなり二枚目の葉が出てから花をつけるのだそうです。
これだけカタクリが群生していても花が咲くまでには長い年月がかかってるんですね。

ちなみに、花を咲かせるのは周囲の木々が緑の葉に覆われる前の3月~4月頃。わずかな日光を利用して花を咲かせ、5月頃には葉も枯れ次の年の3月まで、地中で球根のまま休眠してしまいます。

花を咲かせるまでも長い時間がかかっていますが、いざ花が咲いても咲いている期間はごくわずか.花の命ははかないですね...

このように早春に真っ先に花をつけ、木の葉で陰になる初夏には地上部が枯れてしまい姿を消し地下の根茎や種子で後の季節をひっそりと暮らす植物をその儚さが故に「スプリング・エフェメラル”春のはかない命”」と呼んでいるそうです。

カタクリの花 カタクリ カタクリ
また、カタクリはもともと日本にあった野草のようで、万葉集の中に大伴家持の歌がみられます。
「物部(もののふ)の 八十少女(やそをとめ)らが 汲みまがふ 寺井の上の 堅香子の花」
たくさんの乙女たちが入り乱れて水を汲む、そんな風情で咲いている寺井の上の堅香子の花
※堅香子(かたかご)は、かたくりの古名。しかし諸説有り

ちなみに昔は、球根から”片栗粉”(かたくりこ)を採っていましたが、今はじゃがいものでんぷんからつくられているそうです。

片栗の名前の由来は、、、
1. カタクリの花が「傾いた籠のように咲いている花」の意味から「傾籠(カタカゴ)」とよばれ、この「カタカゴ」が「カタコ」→「カタコユリ」→「カタクリ」になった説
2. カタクリの葉の形が栗の子葉(しよう)に似ていることから「片栗」となった説があります。



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