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写真家・内野志織の撮影日記

7月29、30日は三つ峠へと行って参りました!
この時期三つ峠は色とりどりのお花たちが咲き乱れ、あちらこちらに赤や青や黄色、そして白いお花たちが出迎えてくれました!!!



シモツケソウシモツケ「下野」 ・バラ科
シモツケはユキヤナギやコデマリの仲間
下野の国(栃木県)に多く、最初に発見されたことから 「シモツケ」と名づけられたそうですが、花が霜の降りたよう咲くからシモツケという説も耳にします。花からフワフワとのびた雄しべが柔らかい印象でかわいいですね。
シモツケソウシモツケソウシモツケソウ「下野草」
 シモツケ(下野)によく似ていますが、シモツケは木で、シモツケソウは草です。別名クサシモツケ(草下野)と言います。
お花がフワフワーっとしててとってもかわいいです。
アサギマダラアサギマダラクガイソウ(九蓋草,九階草)・ゴマノハグサ科
葉は4~6枚が輪生して、ちょうど九層ぐらいになるので、九階草(クガイソウ)と呼ばれるようになりました。
クガイソウを天日で乾燥させたものを、生薬で草本威霊仙(そうほんいれいせん)といいリューマチ、関節炎に効果があり、利尿作用があるそうです。
アサギマダラ(蝶)
「あさぎー浅葱」とは青緑色の古称で、蝶の名前はこの青っぽい羽の色に由来しています。
日本昆虫学会による国蝶選定の際に、ナミアゲハやアオスジアゲハ等と共に候補に選ばれたそうですが結局はオオムラサキが選定されました。

幼虫の食草となるガガイモ科植物はどれも毒性の強いアルカロイドを含み、成虫がよく吸蜜するヒヨドリバナやフジバカマも、蜜にアルカロイドを含むそうで、アサギマダラはこれらのアルカロイドを取りこむことで毒化し、敵から身を守っているとのことです。アサギマダラは幼虫・蛹・成虫とどれも鮮やかな体色をしているそうですが、これは毒を持っていることを敵に知らせる警戒色と考えられているそうです。

軽やかにフワフワと飛ぶ姿がとても優雅で印象的なチョウチョでした。
オダマキオダマキ(苧環)・キンポウゲ科
苧環は機織りの際に麻糸をつむいで巻く道具に花の形が似ているところからこの名前がつきました。
改良された園芸品種が非常に多く、八重咲きのものや色も豊富ですが、どちらかというと品種改良されていない健気に咲くオダマキの方が好きですね。



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