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内野志織のフォトギャラリー

【キョウチクトウ(夾竹桃)_Nerium oleander var. indicum】
自宅の近くに咲いている夾竹桃のピンクの花。
一ヶ月近く前から満開に近い状態で咲いているのに未だに蕾もあり全体でまだ満開。
道路脇に咲いているので、車で通るたびにピンクの可愛らしい花が気になって仕方がなかったので、とうとう撮りに行って来ました。
中央道を通るとこの花が街路樹として植わっている区間をよく見かけます。公害に強い種とのことなので高速道路の街路樹として植えられているのでしょうね。
小さ頃、親からこの花は毒があるから気をつけるように言われましたが、花だけでなく、葉、枝、根、果実など、すべての部分と、周辺の土壌にも毒性があるようです。
また燃やした煙にも毒が含まれるので、火事の時にこの木が一緒に燃ていたら近くにいらっしゃる方はご用心くださいな。
剪定の際に切り口から出てくる乳液にも毒があるそうなので、お手入れ後は綺麗に手を洗いましょう。
学名にもある通り、強心配糖体のオレアンドリンという毒が含まれているそうです。
経口摂取すると、嘔吐・下痢・腹痛・めまい・痙攣・意識障害、最悪の場合は死に至るほどの強い毒性があるので、間違ってもこの枝をお箸がわりに使わないようにお気をつけくださいませ。
民間療法で薬として使う国もあるようですが、薬は薬局で手に入れた方が良さそうです。
毒と薬は紙一重ですね。
広島市では、原爆後75年間は草木も生えないといわれていた土地にいち早く咲いた花だったため、復興に懸命の努力をしていた市民に希望と力を与えてくれた花として昭和48年(1973年)10月29日「広島市の花」として制定されました。
力強く咲いている花を見ると私も頑張らなくちゃって思います。
満開に咲いている花を見ると生命の力を感じますね!
キョウチクトウに見習って長く花を咲かせましょう!

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